※この記事にはプロモーションが含まれています。

運用ノウハウ

確定申告初心者が感じるデメリット「やよいの青色申告」のスマート取引取込の使い方

【やよいの青色申告の使い方】不動産所得の注意点を解説します

やよいの青色申告で、スマート取引取込を使っています。

ただ、なんとなくうまくいかないことも多い気がする・・・

そんなお悩みないでしょうか?

はい!共感します!

僕は2022年に、副業で個人事情を開業したので青色申告に初めて取り組みました。

その相棒として選んだのは「やよいの青色申告」です。

クラウド会計ソフトNo1で、かんたん、スムーズ、ラクなどを売りにしているので期待しました。

とくに「スマート取引取込」で銀行口座やクレジットカードと連携して、取引履歴がスムーズに取り込めて、確定申告もらくちん!となめてました。

 

ただ、実際は、このスマート取引取込が、思ったほどスマートではなくて、いろいろデメリットもありました。

たとえば

・スマート取引できないクレカや口座多いやん

・スマート取引取込時の会計用語がわからない

・仕訳ルールって何?どうやったら反映されるの?など謎

・ていうか口座連携したけど金額修正必要やん

などなど、困ったポイントが複数あったのです。。。

 

そこで至った僕なりの結論としては・・・

「スマート」という言葉に期待しすぎずに、取り込まれた情報を修正して取引を入力していくんだ

ということです。

 

そもそも青色申告で必要な作業とは、日々の帳簿作成(複式簿記)、損益計算書、貸借対照表の作成、決算書の作成、など多岐にわたります。

やよいの青色申告などのシステムがない時代は、これらを帳簿に手書きしたり、エクセルに転記したり、そもそもがとても煩雑だったわけですね。

そこからすると、やよいの青色申告があるおかげで、一部の金融機関とデータが連携されて、取り込んだり、入力したり、仕訳をしたり、という作業が削減されているのです。

たしかに!たしかに、これはすごいよ!革命ですよ!

そんな感じになってきます。

ただ、その作業を知らない僕みたいな会計の初心者からすると「もっと簡単だとおもっていたのに・・・」というデメリットを感じるのだと思います。

 

ということで、そんなマインドセットを前提として

・やよいの青色申告「スマート取引取込」の使い方

・やよいの青色申告「スマート取引取込」のデメリット

について、確定申告の初心者が備忘録がてら、まとめていきます。

そして、今後の確定申告では、もっとスマートに作業できるようにしていきたいと思います。

ぜひ、あなたも、確定申告初心者であれば参考になると思うので、最後までみていってくださいね。

 

 

やよいの青色申告「スマート取引取込」の使い方

確定申告初心者が感じるデメリット「やよいの青色申告」のスマート取引取込の使い方

それでは、まずはやよいの青色申告「スマート取引取込」の使い方のポイントを見ていきましょう。

使い方①選択して仕訳ルールの設定

最初にやるべきは仕訳ルールの設定でしょう。

スマート取引取込で、各金融機関から転送されたデータが一覧化されます。

その内容と「勘定科目」があっていないケースがあります。

特に、毎月発生する売り上げや経費などは、一括でルールを決められると「スマート」に取り込めます。

たとえば、僕の場合は

・スターバックスコーヒーが接待交際費になっていたので会議費へ修正

・ボイシ―(音声メディア)の月額料金を研修費へ修正

・楽天で本をかったものが不動産外注費だったので新聞図書費へ修正

などなどがありました。

仕訳ルールの設定の仕方は、左端のチェックボックスに、レ点を入れて、写真のように、「仕訳ルールとして登録する」をクリックするだけ。簡単です。

確定申告初心者が感じるデメリット「やよいの青色申告」のスマート取引取込の使い方

ポイントとしては、業務上必要なものを修正する必要があり、すべてを入れる必要はありません。

写真では一風堂の食費が外注管理費になっていますが、経費計上しないので無視しました。

使い方②「取引の登録」を入力

各項目の右側に、「取引の登録」欄があります。

これを、登録するか、しないか、に分けていくのです。

確定申告初心者が感じるデメリット「やよいの青色申告」のスマート取引取込の使い方

たくさんあって大変という場合は、チェックボックスで全選択して、すべての取引に対して「登録する」「登録しない」を選べます。

このあたりの機能を使って、スマートに取引を修正していきましょう。

使い方③スマート取引のデータを確定する

さて、さまざま修正をしていくと思います。

大切なポイントとしては、最後に「確定する」をクリックすることです。

確定申告初心者が感じるデメリット「やよいの青色申告」のスマート取引取込の使い方

せっかくたくさん修正しても、取引を確定できないと苦労が台無しです。

地味な作業が一気に消えてしまう経験はだれしもあるでしょう。

そんなむごいことにならないように、確定をしましょうね。

使い方④スマート取引に未確定のものがなくなるまでやる

各金融機関から転送されたデータが、「未確定の取引」からなくなることを目指します。

ここに、まだデータがあれば、やり切れていないことになります。

そういう意味では、分かりやすいです。

慣れないうちが大変だったりするわけですね。

年に一回だけの作業だと忘れてしまうので、3カ月に1回くらい取り込んでいれば、事業的にも良いかもしれません。

 

やよいの青色申告「スマート取引取込」のデメリット

確定申告初心者が感じるデメリット「やよいの青色申告」のスマート取引取込の使い方

さて、やよいの青色申告のスマート取引取込の基本機能は確認できました。

ここから、僕がつまづいた注意点を振り返っておきます。

デメリット①スマート取引取込に期待しすぎない

スマート取引取込はスマートに進む部分も多いですが、僕はちょっと使いづらかったのです。

これは、僕の不動産事業の特性だから起きうる問題でもあるのですが、たとえば

・不動産収入が「不動産会社から管理費が引かれて」収入として口座に入っている

⇒実際の不動産収入と乖離が出る。管理費分を足して収入を修正と、管理費を経費計上するという工数発生

・ローンも金利と元金返済分が一緒になって登録されている

⇒経費にできるのは金利分なので、ローン返済金額を修正して、経費で金利分を計上するという工数発生

などがありました。

ちゃんと青色申告や帳簿の理論をわかっていれば、その通りなのです。

ただ「スマート取引取込」という機能に期待しすぎて「そんなことをやる必要ある?」みたいなスタンスをとっていました。

このスタンスに気づく前までは、「え?どうしたらいいの?」と立ち止まってしまいます。

あくまでも取引を少し簡素化できるツールである、という前提が大切ですね。

デメリット②やよいの青色申告に連携できない金融機関も多い

大手会計ソフト会社の「やよいの青色申告」だから、なんでもできるだろうと、期待していました。

実際に、僕が利用している金融機関では半分も連携できませんでした。

たとえば、

・アマゾンマスターカードが連携できない

・りそな銀行の個人口座が2021年途中から連携サービス終了で一部取り込まれず

・楽天カードがフィッシング詐欺にひっかかり破棄した分の履歴がなくなる

などで、ちぐはぐな感じでした。もちろん、楽天カードの解約など自己責任の部分もありますが。

上記でもお伝えしましたが、あくまでも「取引入力は自分で入力・修正して取り込む」という前提を持っておきましょう。

デメリット③やよいの青色申告に連携するカードは業務用と私用で分ける

「やよいの青色申告」と連携できているクレジットカードや銀行口座も、できれば業務用と私用でわけておくと便利です。

ぼくは楽天カードを業務用、私用のメインで使っていました。

ただ、すべての取引が取り込まれるために、取引の登録を「する」か「しない」かを選択するのが煩雑でした。

これを業務用のクレジットカードだけ登録しておけば、すべて「する」で終了します。

銀行口座も同じです。個人口座と一緒にしていると、どの入出金を登録しないといけないのか?が分かりづらくなります。

このあたり、金融機関を業務用と私用でわけておきましょう。

デメリット④年度末にやると量が多くて大変

さいごに、年度末に一気にやろうとすると、つまづくことも多くて大変ということですね。

確定申告って、どうしても難しさが先行して、とっつきづらいですよね。

ですから「後でいいや~、やよいの青色申告で簡単にできるはずだから」という気持ちでいたら痛い目にあったということです。

このブログにまとめるにあたり、自分なりに調べたり、いろいろ問い合わせたりして見えてくることもありました。

そこそこ時間と期間を費やしたと思います。だから、こうやってアウトプットできていますが・・・

スマート取引取込にかかわらず、副業が本格的になってきて取引が増えれば、3カ月に1回や、毎月くらいの頻度でスマート取引取込をすると良いかもしれません。

 

【まとめ】やよいの青色申告「スマート取引取込」の使い方とデメリット

確定申告初心者が感じるデメリット「やよいの青色申告」のスマート取引取込の使い方

さて、今回のブログでは、確定申告の初心者である僕が、やよいの青色申告の「スマート取引取込」を使ってみたポイントとデメリットをお伝えしました。

あらためて、それぞれまとめてみましょう。

使い方

①選択して仕訳ルールの設定

②「取引の登録」を入力

③スマート取引のデータを確定する

④スマート取引に未確定のものがなくなるまでやる

次にやよいの青色申告のスマート取引取込のデメリットです。

デメリット

①スマート取引取込に期待しすぎない

②やよいの青色申告に連携できない金融機関も多い

③やよいの青色申告に連携するカードは業務用と私用で分ける

④年末にやると量が多くて大変

ということで、いろいろ書いてきましたが、いかがでしょうか。

僕の学びでいうと「やよいの青色申告」のかんたん、スマートなどへの期待値調整が大切で、過度に期待しないこと!が重要です

かんたん、スマートな部分は僕の解釈でいうと、損益計算書、貸借対照表、計算書などの帳簿を自動的につくれる、ということかと思います。

たしかに、この作成を手作業でやると、計算があわなかったり、手書きしたりと、本当に大変です。

そういう意味では、かなりのメリットがあるのが、この「やよいの青色申告」というシステムです。

まだ利用したことがない人は、初年度無料で使えるので、ぜひ下のリンクから登録してみてください。

>>初年度無料の「やよいの青色申告」を試してみる

ただそれは、日々の各種取引が、しっかり入力されていることが前提です。

この取引については、「かんたん取引入力」と「スマート取引取込」という機能があります。

ただ、「スマート取引取込」はあくまでも補助機能であり、基本的には、あなた自身がしっかり入力して確認することが大切です。

当たり前といえば当たり前ですが、そんなことを学んだ確定申告の初心者の学びでした。

こういう失敗や苦労が、こうやってブログでまとめるきっかけにもなるので、今後も一つ一つ乗り越えていこうと思います!

確定申告の初心者が「やよいの青色申告」のかんたん取引入力の使い方をまとめておきます
確定申告の初心者が「やよいの青色申告」のかんたん取引入力の使い方をまとめておきます

はじめてやよいの青色申告を使って確定申告をします。 かんたん取引入力の使い方が良く分かりません。 はい、僕も2022年にはじめて「やよいの青色申告」を使って確定申告をします。 つまり、確定申告の初心者 ...

続きを見る

-運用ノウハウ