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【初心者必読】収支内訳書(不動産所得用)の書き方3つの注意点

【初心者必読】収支内訳書(不動産所得用)の書き方3つの注意点

不動産所得の確定申告に向けて収支内訳書の書き方ががわからないです。

何か注意する点とかあるのかな?

こんなお悩みにお応えすべく、不動産投資をしている僕が収支内訳書の書き方の注意点を解説します。

 

僕は2019年からワンルームマンション投資をはじめて確定申告も2回目になりました。

年に一回の作業なので、慣れないこともありますが、僕がぶつかっている壁は、誰かが通る壁です。

ですので、同じ悩みを抱えた人の助けになるように、このブログを書いています。

 

とういことで、今回のブログ記事では、不動産投資の確定申告に向けて

・収支内訳書の書き方の注意点

・収支内訳書の項目の解説

についてお伝えします。このブログを最後まで読んでもらえれば、収支内訳書を書くことができるようになるはずです。

ぜひ、一人で悩まず、こちらのブログを参考にしてくださいね。

また、やよいの青色申告オンラインを使って不動産所得の確定申告もしてみました。

青色申告をする人は、こちらをチェックいただくとスムーズだと思います。

 

収支内訳書(不動産所得用)の書き方3つの手順

収支内訳書の書き方の注意点

さて、それでは収支内訳書(不動産所得用)の書き方3つの注意点を見ていきます。

実際に僕がミスをした点になるので、参考になると思います。

注意点①科目の金額は最後に書く

まず最初に陥る注意点ですが、表面の左側にある表=科目の金額は最後に書きましょう。

(収入金額、経費、などがある表です)

表面の左側にあるので、最初に書き出しそうですが、これは一番最後に書きます。

まずは、ここの罠に陥らないことです。ではどこから書くのか?

表面右側の「不動産所得の収入の内訳」を書きましょう。

注意点②不動産所得の収入の内訳の記載

さまざまな項目がありますが、この欄はわりと書きやすい項目が多いでしょう。

本年中の収入金額において

①賃貸料

②礼金・権利金・更新料

③名書換料・その他

を明確にする必要がありますので、ここをしっかり書けるように送金明細書などから転記しましょう。

あと、迷いやすいのが「欄が小さい」ということです。

小さく2行などで書いても大丈夫なので、頑張って詰めましょう。

注意点③減価償却費の計算をする

次に書くのは裏面の減価償却費の計算です。

この「減価償却費」という言葉が難しすぎて、とっつきにくいです。

不動産投資の初心者だと基本的に、ここを乗り切ればOKだと思います。

減価償却費の計算については僕の具体例を用いて、別の記事で詳しく書いているので参考にしてください。

 

収支内訳書(不動産所得用)の書き方

収支内訳書の書き方の注意点

収支内訳書(不動産所得用)の注意点がわかりましたか?ここでは、収支内訳書の科目の金額の項目について解説していきます。

収支内訳書(不動産所得用)の書き方①収入金額

収入金額には主に5つの項目がありますが、不動産所得の収支の内訳が記載できていたら転記するだけです。

①賃貸料:不動産所得の収入の内訳から記入します

②礼金・権利金・更新料:不動産所得の収入の内訳から記入します

③名義書換料・その他:不動産所得の収入の内訳から記入します

④小計:②+③の合計から記入します

⑤計:①+④の合計から記入します

 

収支内訳書(不動産所得用)の書き方②経費

経費の項目もたくさんありますが、一つ一つの項目の中身を見れば、そこまでてこずるわけではありません。

一番やっかいな減価償却費の計算ができていれば問題ないでしょう。

⑥給料賃金:記入しません

⑦減価償却費:裏面の減価償却費の計算から記入します

⑧貸倒金:記入しません

⑨地代家賃:記入しません

⑩借入金利子:年間支払利息の合計額を記入します(端数切捨て)

㋑租税公課:固定資産税、不動産取得税、印紙代などの合計額を記入します

㋺損害保険料:損害保険料の年額を記入します

㋩修繕費:リフォーム代などを記入します

㋥空欄:手数料などの科目を記載し記入します

㋭雑費:雑費の合計を記入します

尚、雑費にどんな経費を入れるのか?ということが難しいという人もいるでしょう。

一般的には、不動産事業に関わる、交通費、書籍代、セミナー代、交際費などはここにあたるといわれています。

具体的な判断基準などを知りたい人は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

収支内訳書(不動産所得用)の書き方③その他

ここまで来たらあともう少し!

⑬専従者控除前の所得金額:⑤から経費合計を引いた金額です

⑭専従者控除:記入しません

⑮所得金額:⑬から⑭を控除した金額です

土地などを取得するために要した負債の利子の額:土地に対する借入金利子の金額を記入します

ここでの注意点は「土地の利子」の求め方ですね。この求め方は

⑩の負債利子の金額 × 土地取得価格/土地建物の取得価格

で計算します。

つまり、利子のうち、土地の部分の割合を出して算出するのです。土地分の利子は経費にはできませんので注意しましょう。

 

【まとめ】収支内訳書(不動産所得用)の書き方の注意点

収支内訳書の書き方の注意点

いかがでしたでしょうか?

今回のブログでは、不動産所得用の収支内訳書の書き方と注意点を解説しました。

項目が多くて、投資初心者からすると大変だと思いますが、一つ一つ確認すれば、そこまで難しいものではありません。

しっかり確定申告の収支内訳書を作成して、税金を取り戻しましょう!

また、不動産所得の青色申告を目指す人は、やよいの青色申告オンラインもとても便利です。

このブログで見てきた作業をプログラムが勝手にやってくれるのでとても効率的です。

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このやよいの青色申告について、不動産所得の計算で注意したいポイントなども別のブログでまとめています。

こちらもぜひ、参考にしてくださいね!

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