不動産投資といっても、家とかマンションとか土地とかいろいろあるけど、どれがいいのかな?
種類によって、どんな違いがあるのかな?
一口に「不動産投資」といっても投資する対象によってリターンやリスクも変わってきます。
たとえば
・戸建てなのかマンションなのか
・新築なのか中古なのか
・都心なのか地方なのか
など検討するべきことも多いです。
ぼくは、いろいろと検討した結果、中古の都心のワンルームマンションへの投資をしていこうと決めて、現在、東京と大阪に中古ワンルームマンションを所有しています。
目指すところへは、まだまだですが、着実に、家賃収入が入ってきて、確実に利益が出てるので、その点をポジティブにとらえています。
今回のブログ記事では、不動産投資を検討している投資の初心者の人に向けて、不動産投資の種類や、それぞれの特徴をお伝えしますので、投資をするかどうかのきっかけにしてもらえればと思います。
目次
不動産投資の種類①物件のタイプはどれがいいの?
まずは、不動産投資をの物件のタイプを見ていきましょう。
不動産の物件の種類としては、大きくわけると4つあります。
区分マンション、戸建て、一棟アパート(木造)、一棟マンションです。
区分マンション | 戸建て | 一棟アパート(木造) | 一棟マンション | |
投資コスト | 小~中 | 小~中 | 中~大 | 大 |
資産性 | 低 | 中 | 中~高 | 高 |
利回り | 低 | 中 | 中~高 | 低 |
投資拡大 | 遅い(一戸ずつ投資) | 遅い(一戸ずつ投資) | はやい(複数戸一括投資) | はやい(複数戸一括投資) |
運用管理 | 管理費高い(管理はラク) | 低コスト(管理はラク) | 投資家次第 | 投資家次第 |
まとめ | 需要も多く、比較的少額からはじめられ、管理もラクです。たた資産性が低いので銀行融資が厳しいです。 | 需要も多く、売却もしやすいです。長期で賃貸ができますが、退去時のリフォームが高額になりやすいです。 | 耐用年数が短いためローンは難しいですが、価格が安いので利回りは良いです。 | 価格は高いですが、長期ローンが組めるので、利回りもほどほどにとれます。 |
このように、物件のタイプによって、特徴がかわります。
僕は、冒頭に書いたように、区分マンションで投資をしています。
僕はサラリーマンで、マイホームも持ちながらだったので、
そこまでコストをかけられませんし、管理もできませんでした。
一方で、長期的に安定収入はあるだろうということで、
少額からはじめられて、コツコツと積み上げていくタイプで
管理を任せられるという理由で、区分マンションへの投資に踏みきったのです。
不動産投資の種類②新築と中古はどちらがいいの?
つぎに、新築と中古はどちらがいいのか?という違いについてまとめます。
新築 | 中古 | |
投資コスト | 高い | 低い |
利回り | 低い | 高い |
融資 | 長期ローン | 短期ローン |
修繕費 | 低い | 高い |
入居率 | 新築時は高く、年々低下する | ある程度落ち着いている物件を購入できるようにしたほうが良いが、場合によっては更に低下のおそれあり |
まとめ | 価格は高いが、融資はうけやすい。修繕費も安くはじめられるが、施工不良など注意も必要です。築浅だと売却もしやすいのが特徴。 | 価格は安いが、修繕費が高額になるケースも。過去の実績なども見ることができるので確認しましょう。 |
新築と中古という点で一般的なまとめになっていますが、
僕は、中古でも「築浅」という築10年前後の物件に投資しています。
ですので、新築と中古の良いとこ取りを
できるような物件を探して投資をしています。
不動産投資の種類③都心と地方ではどこがいいの?
さて、次に、投資するエリアについて見ていきましょう。
都心 | 地方 | |
需要 | 高い | 低い |
利回り | 低い | 高い |
価格 | 高い | 低い |
家賃下落 | 小さい | 大きい |
価格 | 高い(競合が多い) | 低い(競合が少ない) |
固定資産税 | 高い | 安い |
まとめ | 住宅需要があるため、価格や家賃が維持されます。融資も出やすいですが、投資家の競合も多く、良い物件を探すのが大変です。 | 人口減少で、価格、家賃も下落傾向。競合が少ない分、価格は安いですが、融資は受けづらいです。物件を見極める目が必要です。 |
不動産投資の大きなリスクは空室リスクです。
ですから、どこのエリアの物件を買うのか?はとても大切です。
地方は安くて良いのですが、長期的な需要がわかりません。
その点、都心は需要が見込めますが、一方で割高なケースもあります。
なかなか難しいところですね。
【まとめ】不動産投資の種類
いかがでしたでしょうか?
不動産の種類といっても、
物件のタイプ、築年数、エリアなどの
かけ合わせによって、リターンやリスクも変わってきます。
不動産投資では、
どんな物件を、どのエリアにもって、どのような収益をえるのか?
この戦略を考えておくことから始まります。
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先に書いたように、僕も不動産投資をしていますが、
・投資初心者で情報がない
・不動産業界にコネもない
・サラリーマンでまとまったお金もない
という状態からのスタートでした。
ですから、
・少額からはじめられる区分マンションで
・新築と中古のいいとこ取りができる築浅物件で
・安定需要で空室リスクの低い都心
の物件に、投資をすることに決めて、動き出しました。
それが、都心の中古ワンルームマンション投資です。
この都心の中古ワンルームマンション投資は、
物件ひとつあたりから得られる家賃収入は
月に数千円~1万円程度ですが、
物件数が増えていけば、それだけリターンは増えますし、
ローンを完済してけば、1戸あたり6~7万円が
まるまる自分の所得として入ってくるものです。
1戸だけでは、リターンは少ないですが、10戸あれば月60~70万の家賃収入も夢ではありません。
そういったことを目指して、不動産投資を取り組んでいます。
もうすこし、詳細を知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。
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また、知識をつけるには、本から学ぶのが最も効率が良いです。
不動産投資をする前に、本は5冊は買い、読むべきです。
しっかり知識をつけてから、投資をはじめないと取り返しがつかなくなることもあるからです。
いずれの資産形成を夢見ている人なら、5冊で1万円程度の投資をいちいちためらっていては、
そもそも投資には向きません。
ここでは、僕が実際に物件を購入した会社の代表がそれぞれ書いている書籍を紹介しますので、ぜひ、読んでみてください。