ワンルームマンション投資はどこでするべきか?
投資すべきエリアの条件と、各エリアの特徴について解説します。
ワンルームマンション投資するべきエリアの条件
まずはワンルームマンション投資するべきエリアの条件を確認しましょう。
ポイントとしては
・30年後も人口が見える
・単身者の需要がある
・徒歩10分圏内
というところになります。
30年後も人口が見えるエリア
ワンルームマンション投資だけでなく不動産の価値を決めるのは需要があるかどうか?です。
ですから、少子高齢化の日本でも、30年後も人口が見えるエリアかどうか、がとても大切です。
下記の総務省の「都市部への人口集中、大都市等の増加について」の資料を見てみましょう。
引用:総務省
東京圏、名古屋圏、大阪圏の3つの大都市エリアに集中すると予測されます。
このような大きなトレンドを確認しておくことが重要です。
単身者の需要があるエリア
さらに、ワンルームマンション投資を検討する場合、単身者の需要があるエリアを選びましょう。
具体的には、学生や社会人にとって生活しやすいエリアであれば、空室リスクは小さくなります。
さらに、晩婚化・未婚化、家族の死別による高齢者の単身も増えています。
単身者の背景はさまざまですが、近くにコンビニやスーパーがあるかなど、生活の利便性を考慮してエリアを検討しましょう。
駅チカ徒歩10分圏内のエリア
ワンルームマンションをはじめとした不動産投資において、物件が駅からどのくらいの距離にあるのかも重要です。
不動産会社の表記では、80m=1分に従って駅からの徒歩分数を表示しています。
徒歩5分圏内であれば、駅から400m程度、10分圏内なら800m程度が目安になります。
駅チカであればあるほど、ワンルームマンションの資産価値も高まります。
最寄駅から徒歩10分圏内の駅チカ物件を狙いましょう。
東京エリア
ここからは具体的に東京エリアの特徴を見ていきます。
東京23区エリア【都心5区】
都心5区エリアは、ビジネスや商業地域としての役割を担い、高級住宅街も多いエリアです。
具体的には、下記のようなエリアとなります。
このように、都心5区はオフィス・商業施設だけでなく、高級住宅街も抱えているエリアです。
賃貸需要も高く、資産価値も高い分、ワンルームマンションの価格も3000万円~と、手が出しづらいエリアとなっています。
東京23区エリア【都心5区以外】
「都心5区」に対して、それ以外のエリアは、城東・城西・城南・城北といわれます。
それぞれのエリアは下記のように分類されています。
なお、渋谷区と新宿区は、城西エリアに含まれます。
都心5区に比べると、ワンルームマンションの価格も下がりますが、それでも2000万円台になります。
東京23区という点で、今後も賃貸需要は見込めます。エリアの特性を見たうえで徒歩10分圏内であれば良いでしょう。
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東京23区外エリア
東京23区外の郊外エリアは、価格が安く利回りの良いワンルームマンションの物件が出てきます。
ただ、利回りが良いということは、リスクが大きいということを意味するので、その点には注意しましょう。
東京郊外の場合、武蔵野市や、三鷹市は人気が高い地域であり、都心へのアクセスも良いです。
また、八王子市は、市内に21の大学・短期大学・高専がある日本でも有数の学園都市であり、学生の賃貸需要が見込めます。
このような都心へのアクセスや学生需要などの観点から、物件を探すと良いでしょう。
僕も東京は府中市の最寄り駅徒歩1分の場所に、ワンルームマンション投資をしています。
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東京エリアでワンルームマンション投資するなら
東京エリアの特徴を見てきましたが、東京エリアでワンルームマンション投資をするなら、日本財託に相談しましょう。
東京のワンルームマンション投資の老舗で実績が豊富です。
僕も一戸目の物件は、こちらの会社で購入しました。
初心者向けに不動産投資のセミナーをやっているので、まずは参加するのがオススメです!
大阪エリア
次に、大阪エリアを見ていきます。
大阪市中心6区エリア
大阪でワンルームマンション投資をするなら、大阪市中心6区(北・福島・中央・西・天王寺・浪速)から選んでいきましょう。
こちらのマップは、平成30年の大阪市の区別の人口増減率です。
黒いエリアが人口が2%以上増えているエリアですが中心6区に固まっています。
大阪市 区別人口増減率
出典:「大阪市の推計人口年報(令和元年)」
この大阪市中心6区には、梅田から、心斎橋、難波まで大阪のビジネスや商業の中心エリアがそろっています。
さらに、最近では、中央線沿線も開発が進んできています。
大阪は、東京の半分くらいの価格でワンルームマンション投資ができます。
僕も大阪市西区に1件ワンルームマンション投資をしています。
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大阪市中心6区以外エリア
大阪市中心6区以外は、なかなか厳しいエリアとなります。
東京と大阪を比較すると東京23区と大阪中心6区が同じようなエリアの感覚といわれます。
ですから、大阪市中心6区以外となると、東京23区外という印象です。
長期的に賃貸需要があるエリアとなると慎重になるべきでしょう。
そこで、僕が狙ったのが新大阪駅のある東淀川区です。
新大阪駅はリニアモーターカーが2040年に開通する予定で今後もビジネスの中心として発展する計画です。
このエリアであれば、賃貸需要はあるだろうということで、新大阪駅に物件を買いました。
その他、万博が開かれる港区、あべのハルカスがある阿倍野区なども、需要はあるかもしれません。
東京エリアでワンルームマンション投資するなら
大阪エリアの特徴を見てきましたが、大阪エリアでワンルームマンション投資をするなら、リンクスに相談しましょう。
僕は大阪の物件は、こちらの会社で購入しました。
その他都市圏エリア(横浜市、名古屋市、福岡市)
東京、大阪と見てきましたが、それ以外の大都市である横浜、名古屋、福岡についても確認しましょう。
横浜市エリア
横浜市は都心まで30分と利便性も高く、人気のあるエリアですよね。
特徴としては
・横浜市は全国の市の中で人口が一番多い
・横浜市では世帯数が増え1世帯当たりの人員が減っている
・横浜市の世帯別内訳では単身者世帯が全体の4割強
と、ワンルームマンション投資には向いているエリアといえるでしょう。
東京のワンルームマンションと比較すると、横浜の物件は価格帯が低く、利回りが良いです。
予算を抑え収支面を良くしたい場合は横浜でのマンション投資も検討もありです。
名古屋市エリア
名古屋市は、東海エリアの中心地です。
2027年にリニアモーターカーが開通され、2030年には愛知県の人口は全国3位となると予測されています。
その中心である名古屋市であれば、ワンルームマンション投資は可能でしょう。
ただエリア選定はしっかりすべきで、単身者が狙えるのは、地下鉄沿線です。
特に地下鉄東山線は、主要駅の名古屋・栄を繋ぐ通勤にとても便利で人気の路線です。
福岡市エリア
最後に福岡市を見てみましょう。
近年、福岡県の人気は高く、他県の都市部と比べても人口増加率が第1位となっています。
特に単身世帯の増加率が高く、ワンルームマンションのニーズが他のエリアよりより高いのが特徴です。
ただ、名古屋市と同様に、エリアを選定を気を付けましょう。
繁華街のある天神や博多までアクセスのよいエリアを探すようにしましょうね。
ワンルームマンション投資をするなら
このブログでは、いろんなエリアの特徴を見てきました。
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